近所に迷惑をかけない!夜のアコギの音量対策

皆さんギター弾いてますか?もちろんですね!!弾いてるとき気持ちいいですよね。時間を忘れてしまう方もいらっしゃると思います。
いつの間にか夜も遅くなり周りは静寂になんて良くありますよね。エレキギターならまだ対策がとれると思いますがアコギはそうはいきませんよね?
夜遅くまで弾いていて隣人から苦情、クレームが来てしまった・・・なんて方もいると思います。「夜中でも弾いていたい!」「うちはアパートだからなぁ・・」て方のために音量対策を紹介したいと思います。
お金をかけずにできる!騒音対策を教えます。
ブリッジのところに布やタオルをはさむ

まずはお金をかけずにできるならブリッジのところに布を挟み込みましょう!!古いタオルや着なくなったTシャツでもなんでも大丈夫です。これで結構ボリュームが落ちます。
セッティングの仕方には気をつけたほうが良いでしょう。ちなみに音量が格段に下がる分、常時ミュート状態となるので完全に練習用となりますので注意!
紙のピックを作って使う
一番、手っ取り早い方法です。何も買わなくて良いのでお金も掛かりません。紙の厚さを薄くするほどアコギの音量を下げる事が出来ますが、あまり薄過ぎるとピッキングの感触がなく、とても弾きづらくなるので程ほどに。
ハサミでピックの形に切ると普段のピッキングの感覚に少し近づきます。包装用の透明のプラスチックも使えますが少し音量はでてしまいます。
サイレントピックを使う
香取製作所さんから発売されているSilent pickというものがあります。3方向に穴が開いていて、なかなか個性的なデザインです。3枚入りで税込み540円です。
見た感じはなかなか硬そうですが、実際はすごくやわらかいですね。結構音量は小さくなりますね!80%カット位です。
自宅で練習可能な音量で、かつサスティンが無くならないので、すごくいいです。
難点としてはピックの硬さが柔らかいため、弾き方によっては指が弦に直接触れて大きな音が出ることがあります。
使いこなすには少し慣れが必要ですね。個人的にはピックの硬さがもう少し欲しいので、3枚重ねたらピックの硬さも出て引きやすくなるのでは?
弱音器を使う
ブリッジ側にはさめて使用します。通常の音量の20%カット程度です。サスティンは無くなりますが、一つ一つの音ははっきりとわかりますし、コード弾きをしてもコード感はあるとおもいます。

また、演奏も自分が普段使っているピックをそのまま使えますし、弾き心地も変わりません。音の確認や運指の練習にはピッタリですね。
サイレントギターで弾く

呼んで字のごとく「サイレント = 発音しない」という名前のとおり、サイレントギターは「消音状態でもギターサウンド、プレイが楽しめるように」をコンセプトに発売されています。まだ歴史はそう古くなく、2,000年代になってから登場した独自の進化を遂げているギターです。
見た目のまま「胴(ボディ)が空洞」のギターなのですが、ここにこのギターのコンセプトがこめられているのです。ただ値段も高めなので買える方だけで購入しましょう。
エレキギターで生音で弾く

これが一番現実的かと思われます。生音は非常に小さいのでピッタリです。ただアコギからエレキに持ち替えたときの差に注意していただきたいところです!
窓とドアの隙間をすき間テープで塞き音漏れを減らす

アコギのような中高音域の音が音の漏れるすき間を少なくする遮音で音の漏れを小さくすることができます(ベースやドラムのような低音域の音は遮音でも消えない)ので、結構効果はあります。
すき間テープはホームセンターに売っているます。スポンジや毛のタイプよる防水性の高い(低反発っぽい)もののほうが遮音性が高くなります。ただ、換気には十分注意してくださいね!
遮熱・防音カーテンでアコギを弾く部屋の遮音効果を高める

アコギを弾く部屋のカーテンを遮音カーテンに代えることでアコギの音漏れを少なくします。
もともとあるカーテンと二枚重ねで使うとより効果的です。ホームセンターに売っているので一度見に行くと参考になります。

防音カーテンは音を吸収しさらに遮る。という2つの効果があります。
表の通りピアノでは70%、ジェット機では80%の遮音効果があります。
防音カーテンは巾を大きめなもので完全に隙間がない様になるものを買うようにしましょう。
防音用のカーペットでアコギを弾く部屋の防音効果を高める

音って床からも結構伝わるものです。特に下の部屋への音や振動を軽減してくれます。スポンジ系の保温シートと重ねるとより効果的です。
二重サッシで部屋の窓を防音

少し大げさになってきますが、窓は部屋の中で一番薄い部分なので窓の防音はとても効果的です。
もともとあるガラスサッシの内側にもう一枚ガラスサッシを取り付けます。業者さんでないと取り付け困難ですし予算も馬鹿になりません。合板などで窓を塞いでいる例もあります。
上記の内容を自分置かれた環境や予算で複数同時に実施すると相乗効果がでます。本格的なアコギの音対策を望む場合は、専用の防音ルームや防音工事が必要です。
まとめ
方法はいくらでもあります!なので「夜中は弾けないなぁ」と言い訳なさらず、是非工夫してチャレンジしてください!