iPhoneアプリで曲をコピーして一気にギターを上達させよう!

ギタリストであればほとんどの人が、「あの人みたいに弾けるようになりたい!」と憧れるアーティストがいるかと思います。
ギターを始めたきっかけは今でもそんな理由がダントツですし、ギターの上達には好きなアーティストのコピーが一番、とも言われます。
でも楽曲のコピーは、特に初心者には骨が折れる作業でした。
欲しい楽譜はあまり売ってないし、売っていても高いし…。
CDを買ってきて、何度も巻き戻しながらコピーすると、音を取るだけでも一週間以上かかるのはザラだった覚えがあります。
スマホやタブレットが身近になり、Youtubeやニコニコ動画などで楽曲が聞けるようになった現代では、webやアプリを使うことでコピーの早さや精度が上がり、練習も捗るようになりました。
特にアプリを使いこなすことで、ギターの上達は圧倒的に早められます。
今回は、私がコピー時に利用している方法、スグレモノのアプリなどを紹介します。
①コピーする楽曲を決める
バンドのライブ用課題曲でも、好きなアーティストの曲でも、動機は何でもよいです。
挫折しないためにも、「この曲を弾けるようになりたい!」と情熱を燃やせる曲を、まずは選びましょう。
②「(曲名) tab」でGoogle検索する
一番簡単なコピー方法は、やはり楽譜を見ることです。
特にギタリストは、フレット番号が書かれたtab譜が読めれば、それだけで演奏ができます。
最近は多少マイナーなバンドやアーティストの曲でも、ネットで公開されていることが多くなってきました。
まずはネットで見つかるか、「曲名」と「tab」をキーワードでつないで、検索してみましょう。
邦楽ならhttp://guitarlist.net ←サービス終了しました。
洋楽ならUltimate Guitar
あたりが、非常に充実しています。
③Youtubeやニコニコ動画などで、楽曲の動画をダウンロードする

公式の動画がアップされているなら、今後の練習にも利用できるので、ダウンロードしておきましょう。
また、別のユーザの演奏動画がアップされているケースもあります。
tab譜のポジションが弾きづらかったり、違和感を感じる場合は参考になることも多いので、上手いギタリストの演奏動画はダウンロードしておくのをオススメします。
動画サイトからのダウンロードが可能なアプリはたくさんありますが、私は「clipbox」を利用しています。
[btn class=”rich_pink”]ダウンロード[/btn]※違法にアップロードされた動画のダウンロードは、著作権法で禁じられているので、くれぐれもご注意ください。
④スロー再生を使ってコピーする
せっかくコピーするなら、アーティストと同じように弾きたいですよね。
tab譜と動画で比べたら、押さえているポジションも指の動きも全然違う…なんて場合のために、動画をスロー再生できるアプリをダウンロードしておきましょう。
私は「SpeedUpTV」を使っています。
このアプリは、音程を全く変えることなく、動画を50~200%のスピードで再生できます。
50%まで落として動画を見てみれば、かなり詳細に演奏を分析することができるので、完コピを目指すにはもってこいです。
[btn class=”rich_pink”]ダウンロード[/btn]⑤動画のチューニングをギターに合わせる

持っているギターはレギュラーチューニングだけど、コピーしたい楽曲は半音下げ…。そのためにいちいちチューニングを下げるのは、調整が面倒ですよね。
そんなときは、音源側のチューニングをレギュラーに合わせちゃいましょう!
テンポを変えずに、原曲のキーを+-12音まで変化させることができるのが「mimiCopy」です。
このアプリは、スロー再生も25%までダウンできるので、「SpeedUpTV」でも聞き取れないスピードフレーズなどは、こちらでチャレンジしてみるのも手ですよ。
[btn class=”rich_pink”]ダウンロード[/btn]⑥最初はゆっくり演奏し、徐々にテンポを上げる

スコアや動画で練習して、だいたい弾けるようになったら、アプリのスロー再生機能を利用して、一曲通しで弾いてみましょう。
部分部分は弾けても曲全体になると遅れてしまう、ミスが出るといったケースはよくある話です。
まずは50%のテンポで動画を流し、ギターを最後まで合わせてみましょう。
できるようになったら、60%、70%と少しずつテンポを上げていけば、いつの間にか100%もできるようになっているものです。
100%で弾けるようになったら、iPhoneアプリ「GarageBand」などで、楽曲に合わせて録音してみたり、バンドで合わせてみたり、楽しみ方は自由です。
たくさんの曲をこなす中で、コピーのスピードはどんどん早まるし、ギターもみるみる上達していきます。
スマホやタブレットをフル活用して、憧れのアーティストに少しでも近づいていきましょう!