これで完璧!ギターの掃除の方法・全手順

正しいギターの保管方法と掃除教えます

ギターは木です。ですので非常に湿気に敏感です。湿気がどのように影響するかというと簡単にいうと木が湿気を吸って音が重くなります。湿気を多く含むと指板がヌメヌメするようなに感じる場合もあります。

さらにギターの状態が悪くなるとネックが反り返る(ビビりが発生する)などの症状も現れてきます。ではいかにしてこれらを防げば良いかという話をしていきます。

メンテナンス方法

風通しの良い日陰で保管する
ギターを窓際に置かない
ギターケースに湿度調整剤を入れておく 湿気取り等
ギタースタンドに立てかけておく
こまめに弾く

などが有効な保存方法です。

※詳しく説明
アコギは乾燥が大嫌い! アコースティックギターの正しい保管方法4つ

ギターは日光が嫌い!

日光にギターを当てるのもNGです。板が乾きすぎて最悪ギターの板が割れてしまう場合もあります。ギターは湿気を吸いすぎてもダメですが乾きすぎても良くありません。

ギターを掃除する

自分のギターをいつまでも美しく保ちたく保つための、お掃除の方法について説明していきます。

準備するもの

・クロス
・レモンオイル
・ポリッシュ
・接点復活剤
・弦の錆止め剤
・新しい弦

あると便利なもの

・ストリングストレッチャ

練習後には弦と指板についた皮脂をクロスで拭き取ろう

日常のメンテナンスの基本中の基本です。練習後にはクロスでギターやベースの指板、ボディ、弦を必ず拭き取るようにしてください。

弾いたあとそのままにしておくと必ず数日で弦が錆び始めます。演奏中も定期的に拭くことで、弦を長持ちさせ、フレットの錆を防ぐ効果があります。フレットが傷んでしまうと正確な音程がとれなくなってしまうこともあります。

ギターとベースでもっとも汚れる部分はネック、とりわけ「指板」の部分です。細かく弦を押さえている指板には、手の皮脂汚れが必ず付着することになります。それらの汚れはこまめに拭きとる必要があります。そうしなければ弦が錆びるのが早くなったり、フレットが錆びてしまったりすることもあります。

指板はレモンオイルで掃除しよう

塗装されているボディとは異なり指板は素材の木材がそのままむき出しになっています。木材は周囲の湿気の影響を受けるので、そのままにしていると指板が乾燥してひび割れたり、ネックが曲がってしまったりすることもあります。

このようにギター、とりわけ指板を湿気から保護するためにレモンオイルで保湿する必要があるのです。

レモンオイルを指板に塗布するためには、まず弦を緩める、あるいは外してしまいます。次にクロスに少量のレモンオイルを染みこませます。そしてその状態のクロスで指板の隅々まで拭き上げましょう。

※関連
ギターを100年後も美しく保つ指板のメンテナンス方法・全手順

ボディはポリッシュで掃除する

ギターのボディには特に頻繁に触れることはないのですが、それでも肘が当たったり、運搬中に触ったりして徐々に汚れていきます。

ギターの演奏に関わる部分ではないものの、キレイな状態のギターを維持したいのであれば、ギターのボディもしっかりと清掃したいものです。塗装されているボディの汚れ落としにはポリッシュが有効です。

レモンオイルと同様にまずクロスにポリッシュを少量染みこませます。そしてボディを磨き上げることで見違えるようにピカピカになりますよ!

金属パーツには接点復活剤

ギターやベースは木材から出来ていますが、ジャックやコントロールノブといった金属パーツも使用されています。金属パーツには錆が天敵であり放っておくとガリが発生し接点不良により上手い具合に音が鳴らなくなってしまうこともあります。

もしガリが発生して音が鳴らないといった事態が発生した場合は接点復活剤を試してみましょう。使い方は簡単です。まずジャックの内部に接点復活剤を軽く吹き付けます。

次にジャックにシールドを何度か抜き差ししたり回して見ます。そうすることでジャック内部の汚れが落ちるため、再び音が鳴るようになります。

弦の錆止め剤

ギターの弦の寿命を延ばすための錆止め剤なども存在しています。ギターの弦の滑りを良くするために潤滑剤に込められている場合もあります。ギターの弦が錆びるとダイレクトに演奏に支障が出るのは間違いありません。

そこで弦の錆止め剤をクロスに吹き付けてから弦を磨き上げることで弦を錆から守ることが出来ます。

ただ、無理に錆の進行を遅らせて長い期間同じ弦を使用し続けるということが得策ではない場合もあります。見た目がキレイでも音が劣化している場合もありますので、弦の錆に関してはそこまで神経質になる必要はありません。

弦を交換しましょう

せっかくここまで掃除をしたのだから、弦も交換してしまいましょう。

※関連 弦の選び方や交換方法はこちらをご覧下さい。

アコースティックギターの弦の選び方・交換方法・弦高調整 全手順

弦交換の際に気をつける点「弦を伸ばす」

弦を張ってチューニングを合わせた後に、弦を引っ張って下さい。

新しく張った弦は伸ばしてあげる必要があります。意外とこの作業をしていない方が多いように思います。特に初心者の方は「弦ってこんなに伸びるの?」って驚く方も多いかもしれませんね。

弦を張ってチューニングします。そして、弦を引っ張る。この繰り返しです。引っ張った後にチューニングするとさっきはピッタリ合わせたはずなのにまた音がずれていると思います。これを何度も繰り返します。

弦の張替えに慣れてくると張り替える時間は早くなると思いますが、弦を伸ばす時間はいつも同じように時間がかかりますので、弦の張替えになれてくると弦を伸ばす方が時間がかかると思います。

でも、それで大丈夫です。とにかく引っ張って引っ張ってチューニングがずれなくなるまで引っ張ります。

なぜこうするかと言うと、アコギ、エレアコを演奏する方だとピンとこないかと思いますが、特にエレキギターの場合、弦を持ち上げる(引っ張る)ことで音程を変えるチョーキングというテクニックがあります。

※弦を引っ張るのに便利なストリングストレッチャ

もちろん、アコギ、エレアコでもやる事が多いギターの奏法テクニックの一つですが、弦が伸びきってない場合そういった弦を持ち上げチョーキングすればするほど弦が伸びていくわけですからどんどんチューニングが合わなくなります。

同様にアームを使うことでも同じように弦が伸びていきその度にチューニングがずれるでしょう。そうならない為にも最初に伸ばすだけ伸ばしておくのが大事になります。

また、普通にコードを押さえてる時にも少し指が弦に引っかかるように押弦してる場合もコードや握り方によってはあると思います。そういった少しの弦にかかるテンションでも弦は伸びていきチューニングがずれます。そうならない為にもアコギ、エレアコでも弦を張り替えた際には多少何があっても大丈夫なように弦を伸ばしておく事が大事です。

とはいえギターという楽器は音程の良い楽器ではありません。というのも湿度の変化、温度の変化でチューニングがずれる時もありますし、ケースの中から取り出しただけでチューニングがずれてる場合もあります。

基本的には音程の不安定な楽器なのでその都度チューニングして音程を直しながら演奏するようなイメージになります。

元々そういう楽器ですので、弦を張り替えた際にきちんとある程度伸ばしておかないと、普段のチューニングのズレはもっと酷くなります。弦を張り替えた際にはキチンと弦を伸ばしましょう!

掃除の最後は乾拭き

ギターを綺麗にする際にポリッシュやレモンオイル等色々な道具を使う説明を書きましたが、掃除の最後は乾拭きが基本です。キチンと乾拭きする事で拭き残ってるポリッシュやオイル等を取り除きましょう。

残っているとそこからまた頑固な手垢等が溜まり今度は掃除が大変になる場合もあります(特に指板の話です)。ですので、掃除の最後は乾拭きという事はしっかり頭に入れておきましょう!

まとめ

せっかく購入したギターですから、いつまでも良いコンディションに保ちたいものです。木は呼吸しています。そして金属部分は空気に触れるとサビが発生します。掃除をこまめにするようにしましょう。

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